イベント

「軍拡NO!女たちの会・茨城」は2023年5月20日に設立集会を開催しました。
参加者は会場55名の他、8名のズーム参加者との合計で63名でした。

「平和を求め、軍拡を許さない女たちの会」が発足し、2月に記者会見が発表された時、「茨城でも、女たちの会を立ち上げよう」と、声が出ました。皆さんと準備を始めたのは、3月の初旬でしたので、7回の準備会を経て、開催するまで1ヶ月半しかなかったのです。当日参加者で会場が一杯になった時は、とても感慨深いものが有りました。

最初の相談会で、「貧困問題を取り上げるべき」との意見が出て、 反貧困ネットワークで長年支援活動をしてこられた雨宮処凛さんにお願いして、お話をしていただくことになりました。三上智恵監督のスピンオフ作品の上映も、今、重要で必要な案件ということから、2つの企画を同時に行うという、欲張りな発足集会企画になりました。

雨宮さんの講演は、具体的で行動に基づいているものなので説得力があり、学ぶべきものの多いお話で、大変好評でした。 日本の若者たちの貧困状況がどんなに厳しいか!生活保護の支給状況がいかに見すぼらしいかが、 具体的なデータを示して語られました。「生のお話が聴けて感動した」と、何人もがアンケートに書き込んでいました。用意した30冊の最新刊『学校では教えてくれない生活保護』は、完売となりました。 地方議員さんを始めとした多くの皆さんにぜひ読んでいただきたい貴重な本です。

第二部では三上智恵監督の『沖縄、再び戦場(いくさば)へ(仮題)』
スピンオフ作品上映会です。

沖縄の映像は、私たちの心に突き刺さり、これからの運動に向けてのパワーを与えられました。「国民を殺す国家」の犠牲になった記憶も生々しい沖縄の人々は、 軍拡の横暴に黙っていられるはずがありません。「国は国民による共同体である」と言う事を意識すれば、「一部の国民を苦しめる事は国を苦しめる事」と同義です。沖縄の想いを共有して、 自分たちのものにしていかなければならないと思いました。