いのちを守る

上映会 を開催いたします。
国立重監房資料館 学芸員レポート2.5
『仙太郎おじさん! 貴方は確かにそこにいた~
蘇る ハンセン病患者とその家族』
放射能汚染に対峙する木村真三氏が、国策の闇に生存の証を消された親族の
尊厳回復のために奔走する記録である

ハンセン病患者と遺族の想い これは日本のアウシュビッツだ
2024年 3月15日(金)
12:30開場 13:00~15:00  会場代500円
BARKスタジオ
つくば市天久保1-7-18 大和ビル2F
主催 Place for life-命を守る
賛同人 長田満江・小林納深子・山中泰子
問合せ:村井さとみ090-2044-7639
小張佐恵子090-9108-0464
愛媛県鬼北町出身の木村真三さんは、祖母の遺品のはがきからハンセン病患者だった大叔父の仙太郎さんのことを知り、親族として生きた証しを探し出そうと各地の療養所を訪ね歩きました。    木村さんの想いに呼応して、 仙太郎さんが入所されていた長島愛生園(岡山県)の資料開示協力があり、重監房資料館部長の黒尾和久氏らの尽力て記録DVDが制作されました。
 「官民一体となった厳しい強制収容が差別や偏見を助長した実態を、この作品を通して知ってほしい」との願いの詰まったドキュメンタリー映像です。ぜひご覧いただきたいと思います。
獨協医科大学准教授の木村さんは「放射線衛生学」の専門家で、福島原発事故から3日後に福島県に入り、放射能被害の実態を調査した模様が『ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図』として放送され、大きな反響を呼びました。現在福島に移住し、放射能汚染や住民の健康調査などに取り組み、人々の声に耳を傾けています。菌も放射線もウイルスも、目に見えないからこそ人々は恐怖を増幅させ、 差別や分断が引き起こされます。